■和良久初伝目録
初伝一科 修行年数16ヵ月後
① 八力の型
② 八剱の型
③ 鎮魂 75声
④ 打方 12剱
~凝・解・分・合・動・静・引・弛・ウ(突き4剱)
⑤ 布留 (内回り~八力・八剱)
⑥ 布留 (外回り~八力・八剱)
⑦ 75剱 「アオウエイ」「ダドヅデヂ」
■「入門三科」取得後、①~⑦を稽古(四ヶ月間)し
「初伝一科」を取得する。
「初伝一科」を取得後「初伝二科」に進む。
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以上は、初伝一科の目録です。
入門三科に、新たに⑥と⑦の稽古が加わります。
今月から、いよいよこの初伝をスタートさせます。
本当は、入門三科の内に
やっておかなくてはならない稽古だったのですが、
じっくり行こうと思い、入門編をおさらいしていました
一回の稽古に、以上の科目をすべて行うことは、
入門一~三科など様々な科目の方もいらっしゃいますので、
時間的に難しいと思います。
科目ごとに分けて稽古を進めていく
ことになろうと存じますので、
座ってご覧いただくことも多くなろうと存じます。
見ることも、また、見られることも稽古です。
「ああ、大変だ。まだ、あの技も、この技も
十分出来ていないのに先に進んで大丈夫なのだろうか」
そう、不安に思われる方も多いでしょう。
覚えていると言うことと、出来るということは違います。
一人でやったとき、忘れることは良くあるものです。
しかし、誰かが居れば、
その方について同じような動きが出来ます。
それでいいのです。
人の真似をして同じように動けるなら
「出来る」うちに入っています。
出来ない人は、真似さえも出来ません。
覚えることは、
じっくりこれから覚えていっていただけばけっこうです。
覚えるより、出来ることが大事です。
稽古の度ごとに、この前田と、また稽古人の先輩たちと
一緒になって動いてください。それで良いのです。
大事なことは「ともにやる」ことです。
この和良久の動きを通して、
平面的思考から多面的思考になっていただき、
宇宙の広さを実感してください。
私たちの世界のいかに素晴らしいことかを知ってください。
神々や、祖霊たちのおわしまして
私たちの世界のあることを体感してほしいと思います。
いま世界の人口は、65億8000人ほどと言われます。
その世界中のすべての人々は、
実は自分という人間の分身であること、
いい人も、嫌な人もみんな自分の持つものの一つを表している
ということを知ってください。
そして、この世界に起こる事象のすべては、
わが思いの反映であるということを知ってください。
私たちは誰も責めることは出来ません。
すべては、実は自分の責任であったという
事実に突き当たったとき、
人は恐ろしいほどの悔悟の念に襲われることになります。
そこで、そのまま気力を失って生きることをやめるか。
または、それをバネにして一層奮起するか、
断ち分かれることでしょう。
もちろん私たちは後者です。
この道にあること自体、私たちは後者の道を選んだのです。
はっきり言います。剱は誰でもが持てるものではありません。
剱を持つことを許された者だけが持つものなのです。
この道具は持つ者には恐ろしいほどの力を与えられます。
神様は狂人に刃物は持たしません。
持つものを十分吟味し、選んで与えます。
これからも、私たち人間と言う生き物と、
この人間を受け入れてくれるこの世界という存在を
存続させていく意思があるなら、すぐ軌道修正を行うことです。
今の世にある倫理、道徳、文明のすべてが
間違いとはいえません。
しかし、すべてが正しいともいえません。
善悪正邪の判断は、
きっと65億と言う世界の人口の数だけあるのでしょう。
それを思うと人類同士が結ばれることは
かなり困難なことと思います。
しかし、神が人に与えたたった一つの共通の法則を、
自分の手で、自分の中に発見することによって、
自然と人と人とはつながっていくものです。
外に求めず、自分の中に求める時代に入ったと思います。
古来、自分の中を探求した先人たちは、
自分の中に広い宇宙の存在を発見しました。
それによって得た法則は、
いまの科学よりももっと高度なものと言われます。
きっと、これから、
もっと宇宙というものが解明されていくにつれ、
古人たちの法則が立証されていくのではないかと思います。
内にあるごとく外にあり、
外にあるごとく内にあるのです。
このように物事は至極簡単なのです。
まさに「○」に「・」の印で表せる
「ス」のフトマニこそ、人の人たるべき世界なのです。
・は火、○は水・・・世界はたったそれだけです。
この火と水を「神」と言います。(火~カ、水~ミ)
大局的には、火は霊~神、水は体~人で、
神人合一の状態を表します。
小さくは、「あなた」と「わたし」と言う意味です。
『あなたはわたしであり、わたしはあなたである』
これを納得するため、
人はこの世で様々な学びを与えられていると言えましょう。
続く・・・
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あのなだらかな山なみと 白い雲に
あなたのやさしさと 強さを見る
遠い いにしえの世界に 想いを馳せて
あなたの名を讃える 両手広げて
宵の空に輝く星と 月の光に
あなたのやさしさと 強さを見る
広い宇宙の果てまでも 夢追いかけて
あなたの名を讃える 両手広げて
野辺に咲く花の香りと 水の清さに
あなたのやさしさと 強さを見る
美しい自然の中に すべてを投げ出し
あなたの名を讃える 両手広げて