「言霊」 〜日本人の使命
前号でお話しましたように、
宇宙は五大父音の音響を発して動き続けています。
人も同様に、この五大父音を活用して生きています。
さて、宇宙は言霊の元素「ス」の音無き音にはじまって、
「アオウエイ」を力の元として動き続けていることを申し上げましたが、
ス声から発した言霊は、アオウエイを生み、
万物を生成化育をするために、さらに以下の75の音声を生み出しました。
アオウエイ
ワオウエイ
ヤヨユエイ
マモムメミ
バボブベビ
パポプペピ
ザゾズゼジ
サソスセシ
ハホフヘヒ
ナノヌネニ
ラロルレリ
タトツテチ
ダドヅデヂ
ガゴグゲギ
カコクケキ
・・・以上は、おおよそ万物が活動の際に発生する音の数です。
その音の数「75音」。
なんと、これは私たち日本人が使っている言語の数なのです。
宇宙の音響、万物の活動する音、風や水や土の音など、
大自然の発する音をはじめ、鳥類、畜類、虫けらの音まで・・・
このすべての音を明瞭に聞き取り、発声できる民族。
それが日本人なのです。
神の音声「75声」の活用を許された民です。
「神国」といわれる所以です。
言霊の妙用を覚ったものは宇宙をも動かすといわれています。
言霊は、神の息吹です。
神は、無限絶対無始無終であり、
至仁至愛にまします一霊四魂、三元八力の全き御方です。
この神の尊いお働きを知る最も確実であり、
近道が言霊の活用を知ることです。
「言霊の助けによりて大神の御心を覚り・・・」(感謝祈願詞より)
このように聖師様も言われています。
言霊は決して頭で学んではなりません。
腰で、そして腹で練り上げなければなりません。
いわゆる丹田を通してこそ身につくのです。
腹の中で、玉のように、丸くて純粋無垢なものに仕上げるのです。
それを神様に献上申し上げるのです。
続く・・・