結界
古来より・・・
犯すべからざる神聖な磁場を守るため
また、異界の霊的侵入者からその区域を守るため結界を張ります。
鳥居、縄、文様、塩、砂、石・・・
様々な物を用いて区域を限定し、呪文、祝詞、経文などを唱え境界をつくります。
これは宗教的手法ですが、一般的には国、学校、企業、家庭、個人など人が集まって集団を形成すると、そこにはそれ相応の結界が生じます。
いま様々な磁場の結界が破られています。
まず国の結界が破られ、沢山の外国の邪霊、邪神が侵入しています。
次に学校、企業。
そして個人の身にも。
結界は中心がしっかりしていなければなりません。
鍛錬が出来、胆力がなければなりません。
学校であれば校長。
会社であれば社長。
それが中心になります。
中心にぐらつきがあると、その円周、つまり結界がゆるみ、また途切れて来て、いわゆるすきが生じます。
破れた結界には、そのすきから吸い込まれるようにして異界の者が侵入をし、境内を乱します。
犯罪者はある種の超能力者です。
重罪を犯すような犯罪者ほど、魔力の優れた超能力を有しています。
彼らにはその「すき」が見えます。
例えば泥棒は、住宅街を歩いていて留守の家がわかります。
スリは電車に乗ると、スレる人がわかります。
猫はねずみの居るところが、
殺人者は殺せる人間がわかるのです。
それは結界が弱いところや崩れているところ
また、消えているところを狙って風の様に侵入してたちまちにその場を犯していきます。
結界は正しき磁場ばかりではありません。
逆の、悪魔の張りめぐらした結界もあります。
ここに踏み込むと偉い目にあいます。
私たちは、私たち自身と愛する人たちを守るために結界を張らなければなりません。
まだ結界を解き、すべてを開放する時期には来ていません。
続く・・・