「生きた動き」 〜熱と光のある温かみのある動き
確かに動きが間違ってない方がいらっしゃいます。
要所、要所に見事に決まっている方がいらっしゃいます。
しかし、どこか違うのです。
言うに言われぬ部分です。
敢えて言えば冷たさがあるのです。
温かみがないのです。
それは死んだ動きです。
動きには熱があり、光があります。
生きた動きというものは、相手に伝わるほとばしる感情があるのです。
もしそういうものが伝わって来ないようなら、
それは完全なる螺旋の整っていない証拠です。
螺旋は呼吸の具現化であり、身体を取り巻く「霊衣」です。
その活動量の多い者ほど霊衣は大きく、温かで、眩いものです。
人は徳のある者の霊衣に触れると触発され、
愛に目覚めるものです。
またそういう方は同じ場所にいるだけで、
室内は穏やかで温かみある和合の世界が現出されます。
大きくは、そのような方がその地域にいるだけで
地域は和められ、また国にとっては大きな宝となります。
霊衣の厚い人は感受性豊かで、
物事を頭ではなく感性で捉え、感性で判断し、行動します。
この霊衣を拡大させる方法が、ツルギです。
まず中心(軸)をつくること。
その軸を中心に身体を螺旋運動にもっていくことです。
出来るだけ動きを妨げるものを排除します。
ここでいう動きとは螺旋運動で、それは永遠に終わることの無い動きです。
これを妨げる動きというのは運動の途中において「角」が出来ること、
直線に変化することです。
「角が出来る」これは呼吸の停止を意味します。
呼吸は吐いて吸ってを繰り返し、それは円やかに続いています。
続く・・・