「向上への道」(1)
先般、大本本部より宣伝使としての任務を負い、
大本の地方機関(教会)へ出向してきました。
「向上への道」と題し講話、及び和良久の実技を講習し、
義務によりその内容について大本本部に復命の報告をいたしました。
少し宗教的また専門的ですが、
私(前田)の偽らざる心境ですので、
お叱りを覚悟で以下に同文を転載いたします。
なを、長文ですので分けてお送りします。
-----------------------------------------------------
大本本部宛
出張復命書 要務内容
大本内事室 前田比良聖 報告
<概略>
平成14年10月13日(日)午前10時30分、JR豊川駅に到着。
分苑長の丁重なお迎えをいただき、11時の月次祭に参列。
祭典では講師代表として玉串奉典。
祭典後、拝殿上にて和良久の基本の型
「八力の型」及び 「八剱の型」を奉納。
直会後14時半〜17時までの2時間半、和良久の実技講習。
当日参拝者の老若男女全員が講習を受けられる。
<講話、実技の詳細>
講話 議題「向上への道」
(1)向上への道 〜我々はなぜ向上を目指すのか?
何のために向上するのか?
「大本の神業である『みろくの世』建設のため」
みろくの世とは?
大本神諭にある「元の昔にかえすぞよ」のこと。
うしとらのこんじん大国常立命が統御された、言霊の幸はう国に戻すこと。
その方法は?
大本祝詞中にある「言霊の助けを得る」「鎮魂帰神の神術を行う」を
同時に稽古。
言霊を練るとは?
まず「宇宙創造の音声「スウアオエイ」の過程を行ずること」
そして「75声の水火の働きを体で行ずること」
鎮魂帰神の神術とは?
「鎮魂は神からの道(地剱)、帰神は神への道(天剱)なり。
天地の水火を結び和合の技を習得することなり」
ツルギは破壊の技ではなく、鎮魂帰神のための技である。
鎮魂帰神するとどうなるのか?
聖師様の教えにある。
「神は万物普遍の霊にして、
人は天地経綸の主体なり神人合一して茲に無限の権力を発揮す」
■無限の権力を発揮してみろくの世建設に
勇往邁進するた めに我々は向上を求めてやまないのである。
続く・・・