「凶器から身を守る」
突然刃物に対し、身を守らねばならなくなった場合。
まず「武道」という見地からを離れて一般的な対処法を紹介します。
以下は私がボディガードをしていた時の基本的マニュアルです。
誠に下賎な方法ですが、あくまでもこんな方法があるという紹介です。参考のため。
まず、周囲のものを武器にすること
例えば以下のようなことが考えられます。
「椅子」〜ライオンの調教みたいに使う。
「灰皿」〜投げつける
「本・カバン」〜両手にもって楯にする
「ペン」〜相手を突く
「服」〜腕に絡ませ、受け技として使う
「消化器」〜相手に向けて噴射する。
まだまだ日常の武器として他にも考えられます。
室内で逃げるところならば、とりあえず「トイレ」しかありません。
内側から鍵がかけれて、家の中でもっとも堅固に出来ている場所ですから。
携帯電話がトイレにあれば警察へ通報できます。
しかし、中々こういったことは常からの注意を必要としますので咄嗟の時は難しいでしょう。
とにかく戦うことではなく「逃げる」ことを大前提に考えてください。
何かをして・・・そしてひるませて逃げるのです。
突破口を見出すための護身です。
次に、ちょっと専門的ですが護身用の道具を用意しておくこと。
以下のものは市販されております。
私も身辺警護の仕事の際にはこの3点を携帯しました。
■噴射式催涙スプレー
猛獣でも一瞬のうちにのた打ち回らせる
強力なタイプもあり、離れていて使えるのでもっともお薦めです。
ただ外にいたり、またクーラーや扇風機などの風でこちらが風下に成っている場合は逆効果です。
必ず片手で口、鼻を押えて噴射します。
■特殊金属製伸縮式バトン
警察も採用している伸縮式警棒。
一振りで30〜40センチ伸びる金属製の棒。
相手の手首をへし折る威力があります。
ただ少し訓練が必要です。
■スタンガン
高電圧のショックを与え、戦闘不能にさせる機器。
最低15万ボルトの電圧を有するものはほしい。
ただ相手と接近戦になるので懐に入る技術が必要です。
以上は何も稽古をしていない方たちのための手段です。
和良久の皆様にはこんなアメリカナイズされた殺伐とした危険意識をもたれることなく身を守る術をすでに実行されています。
霊的結界を張る・・・ということです。
さて、次は武道的護身法の紹介です。
※ここしばらくは、一般的な対処法の紹介です。
和良久の技とは関係ありません。
続く・・・