「発声方法(2)」
〜基本音声の発声
八力の型の後、姿勢を正して鎮魂の印を組み、
「スウアオエイ」を一音づつはっきりと唱える。
1、先達が「スー」の声を発声
2、先達より一拍おいて全員が後に続き「スー」と発声
3、続いて先達「ウー」、全員「ウー」
4、以上のように、「スウアオエイ」を
途切れることなく発声していく
5、三回繰り返し行う
<注意点>
■呼吸は鼻から吸って、口から吐く際に声を出す。
■先達に続き、声が切れることのないよう響き渡らせる。
■発声は、最初細く、徐々に太くなり、
また細くなって終わる。
■声が、直線的に、また角が立つことのないよう、
旋回を描くよう、まろやかな声を出す。
■全員は、先達に合わせるのではなく、
息が続くまで発声する。
先達は全員の声が終わる寸前で、次の音声を発声する。
ものは言い方が大事である。
同じ言葉でも、発し方によってまろやかに伝わったり、
角張って伝わったりする。
コトタマは、言葉の玉を転がすように出したいものだ。
続く・・・