特定非営利活動法人 武道和良久

特定非営利活動法人 武道和良久

誌上講座 誌上講座

誌上講座91


稽古における想念(4)


武器を捨てる勇気を持つ。
戦うという心も含めてです。

人類が全面の軍備撤廃をなさなければなりません。

これを稽古において、心身を浄化させ軍備撤廃につなげることは
出来ないだろうか、と組み立てられた稽古が和良久です。

和良久は、世界で唯一の「戦わない武道」です。
それについては、和良久に以下の条件を課しました。

■稽古により、自己を超越した存在の力を得ること

■相手に触れないで稽古を行うこと

■相手を威嚇しないこと

■大声を発して自他を鼓舞しないですむこと

■戦闘的な血なまぐさい技の名称を用いないこと

■肉体と精神を酷使しない技の展開であること

■相手を倒そうとする意識が湧かないもの

■医療的価値のあるもの

■剛柔流(固い、柔かい、流れる)の動きが全体にあること

■瞑想と健康体操のもつ条件を満たすこと

■上記のみならず、実社会において役に立つ動きであること

■老若男女が本当に区別なく、同時に稽古できる技であること

■動きが宇宙に同化するもの(螺旋)であること

■それが神を讃美するものであること

■体の強弱により差別のないもの

■世間で言う「運動神経」の必要のないもの

■緊張とリラックスが交互にあるもの

■狭い場所でも稽古出来るもの

■毎日やっても害のないもの

■すべてが霊学、言霊学に基ずくものであること

そして・・・

■ご神様の前で行っても恥ずかしくない清楚なものであること

以上の条件をもって和良久の稽古がまとめられました。


続く・・・・