「八力の型 その2」
「ア」の言霊の発生 <時計回り「ヨコ」の流れ・・・幸魂(愛)>
1.右足一歩前進し、下段の位置(下腹)で左右両手が
合わされます。〜火と水の合体
2.右手が下、左手を上に重ね、両手を組んだままで
左・右・左と時計回りに回転し、左半身になって左上
から右方向に向かって両手を上げる。
(この時息は吸う息)右手掌が上向き、左手掌が下向き。
3.同じ手の重ね方で、上空で右・左・右と時計回りに回転し
左下方に両手を重ねたまま下ろしていく。(この時吐く息)
意義・・・霊界物語第73巻第一章より
『 「ウ」は万有の体を生み出す根源にして、
「ウ」の活動極まりて又上へ上へと昇り、
「ア」の言霊を発生せり 』
「オ」の言霊の発生 <時計回り「タテ」の流れ・・・和魂(親)>
1.いったん、両手を正面にもっていき、左・右・正面と
時計回りに回転してから両肘を閉じ、両手掌を上
に向け、後その姿勢で垂直にあげる(吸う息)
2.上がった状態で、今度は右・左・正面と時計回りに
回転させ、肘を開いて両手掌を下に向け垂直に降
ろす(吐く息)
意義・・・霊界物語第73巻 第一章
霊界物語第73巻 第十章
『 「ウ」は降っては遂に「オ」の言霊を生めり 』
『 「オ」穏やかに修まりし心 』
「エ」の言霊の発生 <時計と反対回り「タテ」の流れ・・・荒魂(勇)>
1.左脚を一歩前に進め、左手を下にして両手を
右・左と・正面と時計と反対回りに回転して両手掌を
上に向け、両肘を閉じて垂直に上げる(吸う息)
2.上がったら、左・右・正面と時計と反対周りに回転させ、
両肘を閉じ、両手掌を下に向け垂直に降ろす(吐く息)
意義・・・霊界物語第73巻第十章
『 「エ」は胞衣(えな)也 』
「イ」の言霊の発生 <時計と反対回り「ヨコ」の流れ・・・奇魂(智)>
1.組んだ両手を右・左・右と時計と反対回り回転させ、
右半身になって、両手を右上から左方向に上げる。
(この時息は吸う息)右手掌が上向き、左手掌が下向き。
2.上で左・右・左と時計と反対回り回転し、右下方に
下ろしていく。(この時吐く息)
上記と同様に、右手掌が上向き、左手掌が下向き。
意義・・・霊界物語第73巻第十章
『 「イ」は水と火の並びたる象徴也、右は水、左は火 』
「基本的霊力体が揃う・・・静寂」
1.両腕を伸ばして、両手掌を上に向けて前方に差出す。
2.合掌に戻り、元の位置に納まる。
■「スーウーアーオーエーイー」の揃った後「75声」発生する。
宇宙創造の過程〜万物創生
■ 一霊 → 火水 → 三元 → 四魂 → 八力
一霊は、「・(ほち)」、火水は神なり。
三元は剛体、柔体、流体の三要素。
四魂(愛・親・勇・智)は三元に宿る。
八力(アオエイ)は「凝、解、分、合、動、静、引、弛」
これにより、万物が可動する。
■ 現存する既製武道の技の構成と運用は、
全て以上の型に含まれる。
・・・・・・続く