「向上への道」(5)
(4)和良久の実技
■八力の型
素手で行う「スウアオエイ」という宇宙創造の呼吸力を体を使って行う型。
主に腰の働き(開閉)を鍛錬する型で呼吸法である。
■八剱の型
八力の型を木剱をもって行うもので、主に息の流れを正確に
出す型。
■中心確保の稽古
二人組んで正座。片方が鎮魂の印を組む。これ「ス」なり。
パートナーが鎮魂の印に八力(ウアオエイ)を加える。
■75剱
「アの剱」及び「ヤの剱」を行う。
● まず「ウ — 弛 — 凝 — ス — 引 — 解 — 解 — ウ」といった「アの剱」
の八力の配列を素手で行ない、腰を練る。
次に剱をもってゆっくり螺旋を描き「ア」の言霊の水火の働きを知る。
● パートナーは「ス — 引 — 解 — ウ — 弛 — 凝 — 凝 — ス」といった
「ヤの剱」の八力の配列を素手で行ない、
次に剱をもって水火の流れを出す。
● 二人一組で剱を組む。号令に合わせて「八力」の名称を声に出し、
安全に細心の注意を払って稽古する。
以上で講話、実技を終了する。
<所感>
松香分苑は信仰に対する熱意が強く、関東、関西各地などの
遠方から月次祭にかけつける。
参拝時の声にも張りがあって、大本信仰に対する誇りを伺える。
老若男女を問わず、講話及び実技の講習にも熱心に受けられ、
今後も和良久の稽古を希望。月に一度の稽古を考慮している。
報告事項終了
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続く・・・