「和良久は言霊の学び」
和良久を一言でどう説明したら良いのか。
そういった悩みを抱くのは稽古人の皆様のみならず、
実は当の本人の私の問題でもあった。
平易に説くことの難しさ。
和良久は、
いままでに前例のない理念と技をもつもの。
それを、初めて世に出すことの難しさ。
世の人々に下知識がないということは
こんなにも難しいのかと思う。
例えば、剣道のようなもの・・・とか、
合気道のようなもの・・・とか。
あるいはヨガや気功のようなもの・・・
とか言うそういった例えが出来ないのが和良久。
しかし、他に比類なきオンリーワンであるがゆえに、
大いにやりがいを覚えるのも事実だ。
どう紹介すればいいのか?
時間がたてばこんな私でも
徐々に和良久が見えてくる。
いまは『和良久は言霊の法則を学ぶ稽古』と
返答する。
■和良久をなぜ世に出すか?
元の昔にかえすため
■元の昔とは?
言霊の幸はう国
■言霊とは?
言霊とは、万物発生の基にして、
根源の力なり。水火の活動力なり。
すべての物は言霊によって生まれた。
■言霊が世を救う福音となるのか?
大本開祖の神諭に言う。
世がこのままでは泥海となるが
「一厘の仕組」がそれを阻止すると言う。
その「一厘の仕組」の後に「一厘の仕組とは言霊なり」
と出口聖師が注釈しておられる。
■その言霊を復活させるにはどうする?
言霊復活に際しては様々な方法がある。
我々の分野としては劒を用いる。
■なぜ劒を用いる?
劒は幽を顕に導くもの。
見えないものを見えるようにする道具が劒。
劒によって、見えない言霊の水火の力を
見える形にすることが出来る。
■具体的にどのような形で現れるのか?
螺旋なり。
ウを軸に、「ア」と「オ」が内回りのタテヨコに、
ふるべゆらふるべゆらと螺旋し、
「エ」と「イ」が外回りのタテヨコに
ふるべゆらふるべゆらと螺旋す。
これ大宇宙の均衡保持の力なり。
万物生命維持の響きなり。
■劒は世に出るのか?
大本開祖の神諭に言う。
「昔の劒が世に出るぞよ。
昔の劒が世に出ると申すのは、
日本魂のまことの人民の光が現われて
世界の間に合うようになることであるぞよ」
続く・・・