「創造の神器〜アマノヌホコ」
この一節こそ、武道の原点である。
アマノヌホコ ヲ サシオロシ
(高次元のエネルギーを地へ下し)
シホ コオロ コオロ ト カキナラシ
(呼吸を、右に螺旋し、左に螺旋して
まったいらに掻き均し)
シタタリオチル シズクデ ナリマセル
オノコロジマ
(螺旋運動によって生じた遠心分離作用で
不純なものが除かれ、純粋なもののみ残り、
その純粋無垢な一滴が滴り落ちて
出来上がったのが自転島(オノコロジマ)である)
この自転とは、自ら呼吸をしているという意味、
生きて活動している磁場)
自転〜オノコロ〜自ら転がる〜自力で螺旋する
ということ
神(火水)の力(水水火)をもって物体(火火水)
を形成する、ということ。
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霊 火 水 璽 一霊四魂 思念 ・
力 水水火 劒 八力 活動 火/\水
体 火火水 鏡 三元 姿 ○
■円錐形をなす宇宙構造
■力とは、水水火の働きであり、
火と水が内に外に螺旋し、上下、前後、左右に
その力が及ぶ
■言霊「スウアオエイ」は、スを頂点とする円錐形である。
スは、天にあってホチ(・)の一点となり、
ウは、地に下って丸い円形をなし、
アは、時計回り旋回の左右方向へ、
オは、時計回り旋回の上下方向へ、
エは、時計と反対回り旋回の上下方向へ、
イは、時計と反対回り旋回の左右方向へ、
全体は、丸に十字で、
真ん中に点を打った形がスウアオエイである。
スは、父の一滴、火であり、霊であり、素である。
いわゆる主の神と唱える全知全能なる存在。
これは幽である。
ウは、幽なるスが、形象化したものであり、
スの水火が凝ったものである。
スーウとは、幽から顕への移行である。
大気中の水火が集約されたものであり、
水火の凝固である。
宇宙創生の時、いわゆるビッグバンを迎える
言霊である。
そして、その爆発力によって、
「ア、オ」は内回りに旋回しつつ、その力を四方に放ち、
「エ、イ」は外回りに旋回しつつ、その力を四方に放つ。
旋回する遠心分離作用によって、純粋無垢なもののみ
残り、そのさらに凝縮された一滴が、父(神)の一滴となり、
地に下されオノコロジマ〜自ら転がるもの、自ら呼吸し
活動するもの、つまり、この地球であり、我々人類となった。
ちなみに、流行の映画「ラストサムライ」での冒頭の言葉
「日本は刀で生まれた国である」は、本当は刀ではなく、
「ホコで生まれた国である」が正しい。
劒 霊体一致 火水の均衡
刀 体のみ 物質欲 霊の欠如
国学者で、大日本言霊学の大成者、
大石凝眞素美先生は三種の神器について
こう言われた。
その中で劒について記す。
「世の物事一切を聴こしめしたまいて、
その物事一切に相い当たる言霊をもって
天秤釣(まつり)に天秤釣玉いつつ、
明らかに釣り合わしたまいて、
その善悪正邪、是非曲直を厳重に切り分け
定め極め玉う。
草薙の劒の御鎮臺也、
劒は釣極也、両刃の釣り合いを尊しと読むもの也。
このつるぎの片刃を薙ぎとりて片薙という也。
専、軍陣中の用具にして兵器也、凶器也。
千矛は不吉物也、唯、賊を切るの一能ある也。
例令、天国、宗近、正宗等の銘なりといえども
兵器なり。カタナ也。
劒の号を戴き居るものにあらず」
続く・・・