特定非営利活動法人 武道和良久

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誌上講座83

中間的稽古の整理 〜3

「スウアオエイ」に始まる基本の型

そして、その運用を学ぶ「75」の型

これは宇宙創造に遡る宇宙の旅でもあります。

どんな働きをもってこの宇宙ができたのか?

神は我々をどうやって生み出し、何に向わせていかれるのか?

すべての神秘は言霊の中に秘められています。

大本開祖の残された「一厘の火水(ひみつ)」とは「言霊のこと」 と
出口王仁三郎聖師も注釈されてます。

世が大峠の時を迎え、世界が泥海になるといわれるその時、
神の「一厘のひみつ」によって救われ、
弥勒の世が到来すると 言われています。

我々大和の民族は、宇宙の父なる音声「アオウエイ」を発し、
そして唯一「75」の言葉の運用を許された民族です。

それは世界を和合に導き、神の存在を知らしめる重大な使命を
帯びた神に使える民族ということでもあります。

大和はいにしえより、

「言霊の幸はふ国」
「言霊の天照る国」
「言霊の守る国」
「言霊の活ける国」
「言霊の助くる国」

・・・と言われてきました。

いまその言霊が乱れ、邪気がはびこり、
悪神たちの思いのままの世となりました。

これが神話に言う「ヤマタノオロチ」です。

この「ヤマタノオロチ」を平らげ、世に和合の世界、
神代を到来させるための神器が「ツルギ」です。

破邪顕正こそツルギの役目です。

以下、出口聖師のお歌  『瑞(みず)の御魂(みたま)の月の神は 

この世を生かし清めんと  卑しき人の子と生まれ  

神の使いとえらまれて  言霊つるぎ振りかざし  

天津御国(あまつみくに)の権威(ちから)もて

醜(しこ)の曲霊(まがひ)をことごとく  

言向け和し地の上に  奇しき楽しき神の国を  

建てて万有(すべて)に生魂(いくたま)の

瑞(みず)の栄光(さかえ)をあたえむと  

朝な夕なに真心の  限りをつくし身を尽くし  

いそしみ給うぞかしこけれ  仰ぎうやまへ伊都御霊(いずみたま)

慕いまつれよ美都御霊(みずみたま)』


続く・・・・