特定非営利活動法人 武道和良久

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誌上講座 誌上講座

誌上講座85

四方打ちの型

四方打ちの型は以下のような目的をもってやります。

● 四方八方、どこを向いても八力の腰が崩れないように するため

● どの方角でも、正面に見据えることが出来るようになるため

● 呼吸の広がりを周囲に大きく持たせるため

● 狭い場所でも、多くの技を出せるよう稽古するため

● 霊的に各方角の祓いと結界を形成するため

● 全体を球体と化すための鍛錬

「四方打ちの型」は、基本的には次の 3つがあります。

1、ヨコの剱 打ち下ろし 打ち上げ
2、タテの剱 打ち下ろし 打ち上げ
3、ウ の剱 打ち下ろし 打ち上げ

また、応用で、「中の剱(連打)」 〜ヨコ・タテ・ウ

そして、「螺旋の剱」〜ヨコ・タテ・ウがあります。

基本的な四方打ちの型を以下に紹介します。


■ 四方打ちの型 ヨコの剱 打ち下ろし
「礼」「用意」>
正面  引ー解
右回り後方 凝ー弛
引ー解
右回り後方 凝ー解

正面に向きなおり「礼」

■ 四方打ちの型 ヨコの剱 打ち上げ
「礼」「用意」
正面  弛ー凝
右回り後方 解ー引
弛ー凝
右回り後方 解ー引

正面に向きなおり「礼」

■ 四方打ちの型 タテの剱 打ち下ろし
「礼」「用意」
正面  引ー合
右回り後方 凝ー静
引ー合
右回り後方 凝ー静

正面に向きなおり「礼」

■ 四方打ちの型 タテの剱 打ち上げ
「礼」「用意」
正面  弛ー分
右回り後方 解ー動
弛ー分
右回り後方 解ー動

正面に向きなおり「礼」


続く・・・・